ウソツキなのは...?
2001年8月9日あなたへの想いを
海よりも深いとか
宇宙よりも大きいとか
涙よりもオモイとか
コトバにして伝えても
海の深さを
宇宙の大きさを
涙のオモサを
知らないあなたの
知らないわたしの
コイゴコロ
蘇生
2001年7月21日過去の苦い体験は
かき消されたわけじゃないけど
痛みを超えた何かがそこにあり
心に潜む冷たい希望は
元来架せられた使命を求めて
鱗を剥いだ傷跡に
光に似た暗い現実を突きつける
階段
2001年7月12日ねぇ、心は大きくなるの?
あなたと ともに過ごした時間
瘡蓋は剥がされ
黙殺していた
彼方の痛みは
再び蘇生する
涙と比例し
拡大する傷口
否定は誤解を生み
また一つ
刻み込まれた
生まれたての切り傷
それは
あなたへと続く階段
あなたと ともに過ごした時間
瘡蓋は剥がされ
黙殺していた
彼方の痛みは
再び蘇生する
涙と比例し
拡大する傷口
否定は誤解を生み
また一つ
刻み込まれた
生まれたての切り傷
それは
あなたへと続く階段
体温のねじ
2001年7月11日あなたが傍にいなくても
あなたの存在が
心のねじをまわし
血管を丸くさせる
あなたの温度が必要なとき
追憶だけが意味を持ち
形のない不確かな現実は
体中を駆け巡る血脈となる
不意に零れ落ちる
生温かい落水は
純然な命のエキス
独りでは生きられない
ただ一人の温もり
あなたの存在が
心のねじをまわし
血管を丸くさせる
あなたの温度が必要なとき
追憶だけが意味を持ち
形のない不確かな現実は
体中を駆け巡る血脈となる
不意に零れ落ちる
生温かい落水は
純然な命のエキス
独りでは生きられない
ただ一人の温もり
連鎖
2001年6月8日切実な熱意を持って
あなたに伝えたい言葉は
空気に触れ、陳腐な音となり
理性を失った企みのように
一瞥の価値すらない
そして
徐に破壊された
言葉のかけらは
いつしか
心のよどみとなり
わたしの声は抹消される
あなたに伝えたい言葉は
空気に触れ、陳腐な音となり
理性を失った企みのように
一瞥の価値すらない
そして
徐に破壊された
言葉のかけらは
いつしか
心のよどみとなり
わたしの声は抹消される
確信
2001年6月7日手を伸ばして
あなたに触れる
でも
心に触れたのかは
不確かなこと
言葉を声にのせて
あなたに語りかける
でも
心に届いたかは
曖昧なこと
私の内に残る
あなたの体温も
言葉の余韻も
あなたが伝えたかった
真意なのか、もう
詮索するすべはない
あなたに触れる
でも
心に触れたのかは
不確かなこと
言葉を声にのせて
あなたに語りかける
でも
心に届いたかは
曖昧なこと
私の内に残る
あなたの体温も
言葉の余韻も
あなたが伝えたかった
真意なのか、もう
詮索するすべはない
交錯
2001年6月2日満ち足りた心に
潜む暗い影
気付かないふりをして
息をするわたし
晴れわたる空
一点の陰りに
支配される
言葉では説明できず
憂いは隔たりとなり
また遠くなる
あなたとの距離
分かって欲しくて
涙に託した思いは
あなたの一言に
その意味を失う
潜む暗い影
気付かないふりをして
息をするわたし
晴れわたる空
一点の陰りに
支配される
言葉では説明できず
憂いは隔たりとなり
また遠くなる
あなたとの距離
分かって欲しくて
涙に託した思いは
あなたの一言に
その意味を失う
波
2001年6月1日私の中で生きる、
様々な感情
状況が変わっても
襲う波は同じで
後悔も反省も
引き潮の狭間に
置いてけぼり
いつも笑って
寂しさを蹴散らして
前に進めたらいいのに
生身の私は反応する
そしてその度、
先走る自分と戦う
否定は足枷となり
深海へと引きずり込む
遠くに見える光を胸に
涙は海の泡となる
様々な感情
状況が変わっても
襲う波は同じで
後悔も反省も
引き潮の狭間に
置いてけぼり
いつも笑って
寂しさを蹴散らして
前に進めたらいいのに
生身の私は反応する
そしてその度、
先走る自分と戦う
否定は足枷となり
深海へと引きずり込む
遠くに見える光を胸に
涙は海の泡となる
希望
2001年5月28日起伏する血汐
喚起(かんき)する
忘失した記憶
あなたという
未知の世界へ
漕ぎ出した舟
唯、輝く希望を遠望した
−−−
堅く閉ざされた、
禁断の埠頭
許されぬ接岸
咆哮のうねりに
眩惑した落涙
力尽きて訪れた終焉
−−−
記憶を超えて、触れる
あなたの魂
今度こそ諦めず
助け出すの
幽閉された
あなたの声
愛の言葉
喚起(かんき)する
忘失した記憶
あなたという
未知の世界へ
漕ぎ出した舟
唯、輝く希望を遠望した
−−−
堅く閉ざされた、
禁断の埠頭
許されぬ接岸
咆哮のうねりに
眩惑した落涙
力尽きて訪れた終焉
−−−
記憶を超えて、触れる
あなたの魂
今度こそ諦めず
助け出すの
幽閉された
あなたの声
愛の言葉
Your Voice
2001年5月22日********
今日は朝からfeeling upset
理由なんて、I don’t know
Maybeあなたからのcallが
待ち遠しいからin my heart
Do you dare to care?
久しぶりに聞くyour voice
電話ではyou’re so kind
Thenあたしの心配して
いつもかき乱すのmy heart
Do you really care?
強いと思っていたmyself
あなたの一言にsensitive
疲れは心地よいmedicine
細胞まで染み渡るyour voice
Do you know I care?
********
-I Hope so!
今日は朝からfeeling upset
理由なんて、I don’t know
Maybeあなたからのcallが
待ち遠しいからin my heart
Do you dare to care?
久しぶりに聞くyour voice
電話ではyou’re so kind
Thenあたしの心配して
いつもかき乱すのmy heart
Do you really care?
強いと思っていたmyself
あなたの一言にsensitive
疲れは心地よいmedicine
細胞まで染み渡るyour voice
Do you know I care?
********
-I Hope so!
永遠
2001年5月21日「君を失いたくない」
あなたは愛の破滅を想定し
終わらない友情を肯定した
「あなたを失いたくない」
わたしは永遠の愛を盲信し
あなたに絶望を告知された
愛の形は様々
大切に思う気持ちは同じでも
決別に向かい、ふたりは
進退を繰り返す
あなたは愛の破滅を想定し
終わらない友情を肯定した
「あなたを失いたくない」
わたしは永遠の愛を盲信し
あなたに絶望を告知された
愛の形は様々
大切に思う気持ちは同じでも
決別に向かい、ふたりは
進退を繰り返す
追憶の断片
2001年5月19日真夜中
私は一人
声を押し殺した
溢れ出る涙の理由は
懐かしい日々を思う
心の片隅にある残像
誰かが救ってくれる
あの人は戻ってくる
吐き出す息は白く
凍えそうな現実
当たり前のように
朝日は照りつける
ブレックファストは
ハム&エッグ
X X X X X
物置に眠るだんボール箱
捨てられないがらくたの宝箱
飛び出してくる思い出は
私を作り上げた残骸
当分の間
荷物の整理はお断りだ
私は一人
声を押し殺した
溢れ出る涙の理由は
懐かしい日々を思う
心の片隅にある残像
誰かが救ってくれる
あの人は戻ってくる
吐き出す息は白く
凍えそうな現実
当たり前のように
朝日は照りつける
ブレックファストは
ハム&エッグ
X X X X X
物置に眠るだんボール箱
捨てられないがらくたの宝箱
飛び出してくる思い出は
私を作り上げた残骸
当分の間
荷物の整理はお断りだ