希望

2001年5月18日
樹海の中
出口を求め
あてもなく彷徨う

踏み出す一歩は
暗闇に消え
無限の恐怖は
心を覆い尽くす

聞こえるはずの
あの人の声
行く道を照らす
唯一の光

私はたたずみ
耳をすます
そして、いつしか
闇に包括される

記憶

2001年5月17日
忘却の彼方
蜃気楼の陰
垣間見る
かすかな記憶


痒くて爪をたてる

そこには
私の知らない
小さな切り傷

痒くて、我慢できなくて
かさぶたは
血塗られ
剥がれ落ちる

体は蘇生を繰り返し
本能は気まぐれに
反逆を続ける


気紛れな蜃気楼
剥きだしになる
隠された膿

心の枠

2001年5月12日
1日が過ぎ
より思い知る
自らの無力さ

曲がりきれない
大きすぎる
曲がりかど

許されない逆走

それはまるで
延々と続くトンネル
追い求めるのは
1点の眩しすぎる光

息もせず、ただ
捜し求める
存在しない
最果ての地

何もかも永遠で
約束された
無限の現実

妨げるものは
「ワタシ」という
小さな世界

苦い蜂蜜

2001年5月11日
窓の外には
1本の大きな木
風に揺れている
無数の枝

ふと
あの人を想う
そして
舌を覆う苦さに
眉をしかめる

笑顔でいたことが
あなたを遠ざけた

それでも
バカな蜜蜂は
苦いハチミツを
せっせと運んだ

揺れているのは
木の枝?
風?
それとも
このココロ?

いつかあの人にも
甘いハチミツ
味わって欲しい

私が敬愛する作家の、
尊敬するコトバ----

平凡なことを
毎日平凡な気持ちで
実行することが、
すなわち非凡なのである。

アンドレ・ジット(フランスの作家)

ーーーーーーーーーー
今日から2泊3日で、大都会行き決定。
面接&筆記が、
まりあ様のような微笑で、
私を包んでくれる...

なんてこと、ないです。(きっぱり)


「幸福な偶然」

2001年5月3日
それは、快い諦めなのか

弱肉強食の世界
激しい生存競争
死を免れない運命を
課せられた動物達

ブラウン管には
静かに横たわる姿
自らの運命を
受け入れているのか

貪欲に生きる
唯、生きるため
そこにあるのは
死に飽和された生


それは簡単な選択肢
望まなくてもいつか
すべての人に訪れる

今、生きているのは
幸福な偶然...

気付きたかった
あなたがいなくなる前に
かけがえのない存在だと
思い知らされる前に

癒されることない後悔
もう味わうことはないだろう
あなたの無言のメッセージが
わたしという生の中にある限り

ありがとう

2001年5月2日
「あなたが受け入れられないカナシミを
 神はあなたに与えたりしない」

そう言い聞かせて
生きていたら
いつしか
イシと化した
アタシのココロ

見せてあげるよ

ホラ

え?シズク?
泣いてるの?
アタシのココロ

体も
睫毛も
頬も
かわいているのに

アタシには見えない
ココロの涙
確かめられるのは
鏡の前にある笑顔

ココロの許容範囲
あるならフタをして
大きすぎるカナシミは
少しずつ消化して

どんなに目をそらしても
アタシはアタシ

一番近くて、遠い自分

ホッタテ小屋
影を生み出せない、
マメ電球1つ

大学4年の教養
5体満足
あっ、少し耳が聞こえないんだっけ、
エレインさん

------------
無職の両親
食べるものは3日前に開けた缶詰
空腹の理由を知らない子供達
欲しいものは、真っ赤な自転車
------------

子供達の喜ぶ声
路上には、真っ赤な自転車
今日は、エレインさんの給料日

いつも、ニコニコ
歩いているエレインさん
薄暗いホッタテ小屋
そこには、何があるの?

お嬢様だった彼女
貧しさの中に何を見出したの?
今は、家族に見放され
はさみの使い方を知らないまま、
切られている髪の毛

楽しいことなんて、あるの?
ハンバーグの味を、知りたくないの?
車でドライブなんて、どう?

−−そう
暖炉に暖められた家よりも、
TVから笑い声の生まれる家庭よりも、
自転車一つで満足できる
子供達の笑い声を選ぶのね


あなたの生き方は
私の心には大きすぎます
「バッド・エナジー、
グッド・エナジー、
あるんだよ」。

某無農薬農家のオジサン談。

環境学専攻の悪友が挑戦した、インターンシップ。
面白そうだから、私も1週間だけ挑戦。

初めての農業。
それも、無農薬。
ムシがいっぱい。

元サラリーマンのオジサンの夢。
そこは、パラダイス。
付き合わされた家族4人。
毎日ブツブツ。

奥さんと子供3人。
ブツブツ。
誰も手伝わない。
こんな貧乏暮らし...
ブツブツブツブツ。

いつの間にか、モグラの登場。
フェンスも登場。
なぜか、役に立たない。
そこは、モグラのパラダイス。

くら〜い農場。
嫌われた土。
不満を肥やしにした、野菜。
新しく蒔かれた種は、不和のモト。

Good Energyね...。
本当に存在するんだよ。
体験勉強。
素手で虫も殺せるようになったけど。
何でもじゃないよ。セレクトします。

誰の心にも、モグラは存在するのかな。
活動をはじめると要注意。

楽しくね。

「『ドラマ』嫌いなんだよ」。
「なによそれ」。
「恋愛。だから、ドラマチックなことを俺に期待スンナ」。

4年の付き合い。
己を貫いた、あいつ。
私が日本に戻ってきた時、関係チュウシ OR キュウシ。よくワカラン。

アタシは、わんころか?
心に、首輪。
ご丁寧に、チェーンつき。

ワオーン。ワオーン。
遠吠え。

2年経過。
もう、忠犬ハチ公ばり。
あいつ以外、カンガエラレナイ。

トラウマ。

ひさ〜しぶりの、メール。
「さみしい」なんて、聞いたことなかったよ。
あいつが言うから、信じられる。

アタシは、忠犬ハチ公..だな。

--------------------
今日思い出したこと。
小学4年生。
近くの川。
ビニール袋の中の子犬。
動かない猫。
干からびて、固まった犬。
ガード下のホームレスのおじさん。
−−異質な世界。
現実の世界に疑問を抱いた、初めての日。
--------------------
現実って、なんでしょう。
変わらない私も、存在しない。
ただ、生きていくのみ。
なるべく、楽しく。ネ。

「生活不能者」

2001年4月28日
心の糸。
いつも張り詰めてる。
な〜んも寄せつけない。
自分さえも。

「生活不能者」
悪友談。
だから、インドが好きなのかなぁ。

「100ルピーでいいよ」(インドの運ちゃん)
「はぁ?一桁多いよ。10でしょっ!」(こあ)
「じゃぁ、70」(しつこい運ちゃん)
「へー。まだそんなこと言うんだ。それなら、払わないよ!」(怒る、こあ)
−−ニヤニヤしながら10ルピー手に取る運ちゃん。
―−−−こっちも思わずニヤニヤ。

好きなんだなぁ。嘘のない嘘。
それに比べて、アメリカとか日本。
「はーわーゆー?」なんて心にもないこと聞いちゃってさ。本当に、自分の身を守らなきゃいけないのは、ここなんだなって、思う。

心の糸がつい緩む時、人間が好きになる。
自分も含めて。

目に見えないものが、恐いんだよ。

どっかで聞いたことのある言葉。
つい最近、お友達の台湾人のおじさんに言われた。

知ってるつもり...。だから、つい、躊躇してしまう。

で、今就活しながら、目をそむけていた自分の姿を見せつけられている。目に見えないことって、もしかして、自分のこと?そんな風に思える。

ずっと、自分がどうゆうヒトか、目をそらさずに見てきたという自負は、錯覚だったみたい。心を映す鏡って、やっぱり、心? いつも波立っている、この心? でも、自分を信じてあげなくてはいけないね。だって、私を守るのは、私自身なんだもの。許してあげるのは、私しかいないもの。

目に見えるものに惑わされたくない。これからの、課題。ハートだよ、ハート!

---------------------
ジャネット・ジャクソンが、
Doesn’t really matter
what the eye is seeing
Cause I’m in love with the inner being
って、唄ってる〜。 今、偶然にも!



昨日今日と、シンディー・ローパーの「タイム・アフター・タイム」に癒されている。それも、突然。

If you’re lost, you can look
And you will find me
Time after time

If you fall, I will catch you
I will be waiting
Time after time

あいつ...どうして私の気持ち分かってくれなかったのだ!

聴きたい曲で、自分の心の健康状態って分かるのかなぁ。もしかして、私はブルー?

そんな暇ないんだけどね。

-------------
今、国を追われている人もいる。戦火の中で、ただ生き延びることに一生懸命の人もいる。職を失い、家も失い、家族も失って、誰にも守られず生きている人もいる。

ボランティアで、低所得者の人々に無償で食料を配っていたことがある。涙を浮かべて「有難う」と言う人。見たこともないような満面の笑みで、「有難う」と言う人。とにかく、感謝されることしきりだった。

私が今、暖かい部屋の中で生きていることも、日本で生まれたことも、全てただの偶然でしかない。それなのに、私は感謝される立場で、彼らは...。

自分が許せなくなる。
ちっぽけな悩みを、あたかも苦悩として捉えてしまうから。今感謝すべきことを、つい、忘れてしまうから。

そして、「結構面白いわね」とか、自分の行為に陶酔しきっていたボランティア仲間のことを思い出すと、吐き気がする。

理由はどうであれ、行動することに意味があるのか...。反省。

さぁ、がんばって生きていこう!


チャイコフスキーって、何度も自殺未遂したんだよね。で、やっと世の中で曲が認められるようになってウホウホし始めると、病気で死んじゃったんだよね。(ずっと前に授業で習ったことが嘘じゃなければ...)

結構、そういうものなのかも、なんて思うよ。他人の評価って、いいかげん。でも、それが全てだったりする。

それが全てだとは思いたくない。そんな気持ちは、もう長いこと前に色あせちゃったかな。人生って短いかもって、ふと頭をよぎった時、怖くなったのかもしれない。

恐怖心、いらないよ。襲ってこないで。おねがい。

気持ち吐き出して、さぁ、前に進もう!

ナンダカナァ...

2001年4月24日
何が一番難しいって、自分の心と向き合うことでしょう。私には、そうだなぁ。心の動きを知りたいけど、認めたくない気持ちもたくさんあって、顔を背けてしまうのかも。だって、自分を守るのは自分だけだもん。そう言うと、悲しい人生っぽいけど、そうじゃないよ。頼れる人がいても、その人が自分のことを分かっているとは思わない。やっぱり、自分しか知らない自分っているから。だから、自分で自分を守らなくちゃって思う。自分の心の動きぐらい把握してなくちゃね。反省。ピンって、糸が張ってて、でも、それは結構無理してたりして。あ〜あ、生きるのって、難しいよ―。 

恋愛感情とは随分ご無沙汰だし。
好きな人は一人で、その人以外好きになれない。それなのに、その人とは終わっちゃってる。もう5年くらい経つかなー、その人を好きになって、付き合って、で、終わっちゃったの。その人は外国にいて、会えないのに、こーんなに好きなことってあるのねなんて、自分で感心しつつ、最悪な気分。恋したい。かなり赤裸々だね。心のつぶやき。

小さい頃の話...

2001年4月13日
まぁ〜、とにかくよくしゃべる子供でした。
かといって、社交的ではなかったな。複雑なもんですね。そう考えると、子供を育てるって本当に大変だろうなぁと思います。できるなら避けたいよう!なぜって、やっぱり、面倒くさいから。自分の面倒も見られないのに、ねぇ。

あとは...、そうそう、すごくおとなしいと思われていたなぁ。学校ではね。家族とか友人にはよくベラベラと喋っていたけど。いわゆる、猫かぶりだったわけですねー。

今は、猫から狸へ昇格!
磨きをかけて、化けてます。

さあさあ

2001年4月5日
ずい分お久しぶりだなぁ。

って、実はこの前、ヒサビサニカコウ!と書いてる途中、コンピューターがフリーズしちゃったんだよね。わたくしの責任ではな〜い!

誰も読んでなきゃいいね。この日記。書くことないし。今頭の中にあるのは、将来への漠然とした不安かな。選択しようとしていることが、本当に向いているのかなぁ、とかね。十代の頃は、そんなこと、考えもしなかったな。そう言えば。何でもできると思ってたし。神にできて、私にできないことはない!みたいな。 

人生、楽な方がいいねー。

ギムレットな思考2

2001年2月5日
怒りってどこから来るんだろう?
最近よく怒っているから、気になった。

気に入らないから?
思い通りにならないから?

...なんか、違うな〜...

まだまだ子供だから?
気にしているから?
自分のことのように、周りを気にかけているから?

...だと、思いたい。

自分を責めないように。
それって、とっても大事なこと。

でも、怒るだけじゃだめだね。
そこから、何かを始めなくちゃ。

がんばろー。

ギムレットな思考

2001年2月3日
みんなは何て考えているんだろう?
みんなはどう思っているんだろう?

私の考え?

みんなと同じ。

え?そんなはず無い?

でも、忘れた。
私の考えを、どこかへ置き忘れてきた。

創造力の欠如って、一種の病気なのかも。

じゃあ、治療法ってあるはず。

がんばろう。


まったく、先が読めない。
う〜ん、う〜ん、、、
これから、どうなるの?
疲れる、でも、止められない!
満足することなんて無い。
いつも、Hungry。

だから、よく旅に出る。
旅は驚きの連続。
一秒後には何が起きているんだろう?
どんな人に出会うんだろう?
今踏み出す一歩は、どこに向かっているんだろう?

良い出会いばかりではない。
だから、面白い。

日常生活では、迷惑だけど***

それも、愉快なことだよね。

終わり!


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